「朝霧の巫女」の聖地・三次市で伝統芸能・神楽のイベントが開催

豪華絢爛な衣装や圧巻の舞に魅了!

全国有数の神楽どころとして知られる広島県。太鼓や笛のお囃子に合わせて披露される華麗な舞や豪華絢爛な衣装、スモークなどを使用した舞台装置などが特徴で、県内では約300の神楽団が活動している。エンターテイメント性の高い舞台は、子供から大人まで楽しめると人気が高い。

「第1回 三次市神楽共演大会」では、三次市内などで活動中の7団体が出演。日本神話を基にしたさまざまな演目の中から、人気の高い7演目が披露される。

神楽団8団体が共演するイベント

注目は、茂田神楽団が披露する「戻り橋」。平安時代中期の武将、渡辺綱と坂田金時が登場する物語で、京都を荒らし回ったとされる鬼、酒呑童子との闘いを華麗な舞で表現する。

「戻り橋」に登場する酒呑童子
豪華絢爛な衣装を身に着け、軽快に舞う「戻り橋」の酒呑童子

穴笠神楽団による「大江山(おおえやま)」も見逃せない。登場人物が名乗りを上げ、それぞれの舞いを見せ、最後には入り乱れて戦うシーンは圧巻の迫力だ。さらに、横谷神楽団が演じる「土蜘蛛(つちぐも)」では、坂田金時と卜部季武による土蜘蛛との闘いが華麗な舞や演奏によって繰り広げられる。

神楽鑑賞を楽しんだあとは、「朝霧の巫女」に登場する神社のモデルとなった“太歳神社”や、雄大な山々を眺めながら露天風呂が楽しめる“君田温泉 森の泉”といった、三次市の観光スポットを巡るのもオススメ。また、三次市のご当地グルメ“三次唐麺焼”もぜひ味わいたい。三次市のソースメーカー毛利醸造の「三次唐麺焼限定の辛口カープソース」と、江草商店の唐辛子を練り込んだ麺「唐麺」を組み合わせた広島風お好み焼で、市内約30軒の飲食店で楽しむことができる。三次市の特産品をもらえるチャンスがある「みよしグルメスタンプラリー」も今年3月末まで開催中だ。

伝統芸能からご当地グルメまで、魅力あふれる三次市へ足を運んでみては。

「第1回 三次市神楽共演大会」
日時:1月21日(日)9:45~18:30
会場:三次市民ホールきりり
住所:広島県三次市三次町111-1
電話:0824-63-9268(三次市観光協会)
料金:入場料2,500円(飲食ブースでの食事券付)※全席自由、中学生以下無料
URL:
http://miyoshi-kankou.jp/?cat=1