アニメーター出身で、キャラクターデザイナーや、マンガ家などとしても活動した経験を持つ、現役イラストレーターのいのまたむつみさん。多くのイラストレーターやマンガ家にも影響を与えたいのまたさんにスポットを当てた、第77回企画展「いのまたむつみ展 宇宙皇子、新世紀GPXサイバーフォーミュラから『テイルズ オブ』シリーズまで」が、宝塚市立手塚治虫記念館で、6月28日(金)から行われる。
小説『宇宙皇子』シリーズの挿絵を手掛けたころからだんだんと注目を集め、アニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』やゲーム『「テイルズ オブ」シリーズ』のキャラクターデザインを担当。当時はまだあった少年少女マンガ風の垣根を超えた画風と表現で、その地位を不動のものにした。
2018年に画業40周年を迎え、各地で展示が開催されているが、宝塚市立手塚治虫記念館での展覧会は、西日本で初の記念展となる。本展では、『宇宙皇子』や『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』、『「テイルズ オブ」シリーズ』などのイラスト原画約100点以上を展示。さらには、手塚治虫にインスパイアされて描き下ろされたコラボイラストも公開される。