貴重なアニメ資料が見られる充実の無料企画展

2022年12月17日にリニューアル再開した東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムで、4月8日(土)~7月17日(月・祝)に「サイクロングラフィックスのショートアニメ展」と「チキップダンサーズ展」の2つの企画展が実施される。
ミニ企画展として開催される「サイクロングラフィックスのショートアニメ展」は、杉並区内にあるアニメ制作会社を紹介する企画の一環として、杉並区西荻窪でさまざまなアニメ作品制作に参加しているセルアニメーション、CGアニメーションの制作スタジオ・サイクロングラフィックスをピックアップ。同スタジオが手掛けた『オバケのどくろう』、『大須のぶーちゃん』といったショートアニメを中心に、パネル展示や設定資料、絵コンテなどの貴重なアニメ資料が展示される。また、『大須のぶーちゃん』はシアター上映も実施。DVD化されていない作品なので、貴重な機会となっている。
一方「チキップダンサーズ展」は、2021年からNHK Eテレで放送されているミニアニメ「チキップダンサーズ」を取り上げた同施設の第64回企画展。テレビアニメ全52話をパネルで紹介するほか、貴重な“ビデオコンテ”の公開や、場面写真をジオラマにして展示するなど、作品の世界が堪能できる展示が満載。さらに、テレビアニメを抜粋して上映するほか、クイズラリーやぬりえといった企画も展開する。
どちらも無料公開の企画展となっているので、東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムに来たら、2つの企画展を楽しんでみてはいかがだろうか。
■サイクロングラフィックスのショートアニメ展
期間:4月8日(土)~7月17日(月・祝)
会場:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
HP: https://sam.or.jp/event-list/cyclone_exhibition
■チキップダンサーズ展
期間:4月8日(土)~7月17日(月・祝)
会場:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
HP: https://sam.or.jp/kikaku