内閣府の「クールジャパン拠点連携実証プロジェクト」にて アニメツーリズム協会の事業が採用されました

「アニメの舞台となった地域を核とした拠点間連携による日本の魅力の一体的・効果的発信」

『君の名は。』で話題の飛騨エリア(飛騨・高山・下呂・白川)と協働

一般社団法人アニメツーリズム協会(理事長・富野由悠季、以下、アニメツーリズム協会)は、内閣府から公募された「クールジャパン拠点連携実証プロジェクト」に、アニメツーリズム協会が応募した「アニメの舞台となった地域を核とした拠点間連携による日本の魅力の一体的・効果的発信」が採用となりましたことをお知らせいたします。

「クールジャパン拠点連携実証プロジェクト」では、アニメの舞台となった地域間の連携や、各地域におけるアニメの舞台となったイメージの町など、様々な分野の拠点との連携により、アニメを核として日本の多様な魅力を一体的に発信し、地域活性化やインバウンドへの波及につなげることを目的としております。

この度、採用となりました事業内容は、台湾とタイから情報発信力の高いアニメファンや、訪日経験のないアニメファンを招き、アニメ映画「君の名は。」をご覧になった多くのファンが訪れたいとされる、飛騨エリアなどを巡るモニターツアーを実施します。

そして、ツアー参加者へのアンケートや、SNSを活用したツアー参加者の行動分析等を行い、海外のアニメファンに対し訪日観光への訴求力を高める拠点連携のあり方を検証いたします。

アニメツーリズム協会はこの度の実証実験を実施することで、日本の訪日観光客の増加や満足度の高いツアー商品造成に寄与していく所存です。なお、事業の詳細は以下をご覧ください。

「クールジャパン拠点連携実証プロジェクト」の内容について

 (1)モニターツアーの実施

SNSや動画配信で大きな情報発信力を有するインフルエンサーの方や、アニメ映画「君の名は。」のファンの方を台湾、タイより各10名(計20名)招聘し、飛騨エリアなどを巡るモニターツアーに参加いただく。

 (2)インバウンド意見交換会(2017年2月中・下旬)を実施

飛騨エリアの方に参加いただくワーキング゙委員会やワーキングアドバイザー (有識者)と インフルエンサーによる意見交換会を実施する。クールジャパン拠点を面でつないで、インバウンド観光の活性化を実現する仕組みを検討。実践的で持続性のあるクールジャパン拠点のモデルプランを立案する。

 (3)報告書の作成

ツアー参加者の行動分析や感想・意見、発信された情報の影響力の検証、意見交換会などで得られた提言により、実施結果をとりまとめた事業報告書を作成する。

以上のような事業を中心に行うことで、今後、アニメをきっかけに更なる訪日観光客増大施策の立案や広域周遊ツアー設計に役立てていけるようにいたします。また、アニメ聖地となった地域との連携やコンテンツ権利元との協力体制構築にも寄与するものと存じます。

「一般社団法人アニメツーリズム協会」とは

アニメの舞台やモデルになった地域やアニメに関する博物館、美術館、施設などから「アニメ聖地」を88か所選定し、さらに組織化、広域観光ルートを造成することで、観光資源の掘り起こしや訪日観光客のエリア送客を促進する官民連携の協会です。

現在、この趣旨にご賛同いただき、「アニメ聖地」を活用した事業、地方創生にご参加・ご協力いただける地方自治体・企業・観光協会など各種団体の方に向けての入会募集を行っております。

詳しくは公式ホームページ・ご入会方法(http://shadan.animetourism88.com/contact/)をご覧ください。

『アニメ聖地投票』受付中

アニメツーリズム協会では、現在、アニメ聖地88か所選定に活用されるアニメ聖地投票を実施中です。皆さまの投票をお待ちしております。

アニメツーリズム協会の概要

一般社団法人アニメツーリズム協会 事務局

TEL:03-3238-0278 FAX:03-6779-4430  http://shadan.animetourism88.com/

<プレスリリースに関するお問い合わせ>

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