“絵師”100人の描き下ろし作品が新潟市に集結!

サクラ×祭りをテーマに描かれた左近堂絵里の作品
左近堂絵里 『「サ」「クラ」「マ」「ツリ」』(C)産経新聞社/左近堂絵里

“融合”をテーマにした作品がズラリ

ポップカルチャーの第一線で活躍する“絵師”をフィーチャーした展覧会「絵師100人展 07 新潟篇」が“日本のアニメ聖地88”に選定されている新潟市マンガ・アニメ情報館で開催中。“絵師”とは、漫画やアニメ、ゲーム、ライトノベルなどのフィールドで活動する画家のこと。江戸時代の浮世絵師になぞらえて“絵師”と呼ばれている。

同展では、「融合」をテーマに、“絵師”100人が手がけた描き下ろし作品を一堂に展示し、彼らのオリジナリティあふれる世界観に迫る。

和遥キナ作品の特徴である黒髪ロングヘアの少女が描かれたイラストも展示
和遥キナ 『争いと平和』(C)産経新聞社/和遥キナ

現実的な物事と非現実的な事物を組み合わせたイラストや、さまざまな技法や技術を駆使して描かれた作品などを紹介。独自の視点で描かれた作品を通して、“絵師”たちの異なるものを融合させる器用さや柔軟性を感じられるはずだ。

100人の“絵師”が想像する世界に触れられる展示会に足を運んでみては。

摩天楼とキュートな巫女さんが登場するゆーげんの作品
ゆーげん 『聲』(C)産経新聞社/ゆーげん

春の訪れを告げるお雛様を観賞

展覧会に訪れたあとは、街巡りイベント「湊にいがた 雛人形 町めぐり」に参加してみよう。江戸時代から戦前にかけて制作されたお雛様を、廻船問屋の邸宅や豪商の茶室、豪農の大広間といった、新潟市を象徴する歴史文化施設で楽しむことができる。

建築100年を迎えた旧齋藤家別邸では、約100年前のお雛様や竹を使った創作雛飾りが展示されるほか、1933年建設の旧日本銀行新潟支店長役宅(砂丘館)には、精巧な作りの道具や上品で優美な顔をしたお雛様が飾られる。

歴史ある建物とお雛様の競演が観賞できるイベントに参加して、新潟の街を散策しよう。

■絵師100人展 07 新潟篇
期間:2月24日〜4月1日(日)
住所:新潟県新潟市中央区八千代2-5-7 万代シテイBP2 1F(新潟市マンガ・アニメ情報館)
電話:025-240-4311
時間:11:00~19:00、土日祝日は10:00~(最終入館18:30)
休み:期間中はなし
料金:一般1000円、中高校生700円、小学生200円
交通:新潟駅万代口より徒歩15分
公式HP:
http://museum.nmam.jp/2018/02/03/eshi100_07/