80年代、少女だった貴女へ。昭和ガーリーカルチャーを振り返るトークショー

80年代ガーリーカルチャーを振り返るトークショーが、宝塚市立手塚治虫記念館で開催

「鉄腕アトム」や「火の鳥」「ブラック・ジャック」など、数多くの名作を作り出したマンガの神様、手塚治虫。そんな彼が5歳~24歳までの多感な時期を過ごした兵庫県宝塚市にあるのが、宝塚市立手塚治虫記念館。マンガの神様の軌跡や関連品を広く展示・紹介している、ファンにとって聖地と呼べるスポットだ。

現在、企画展として行われているのが「’80sガーリーコレクション~“カワイイ”は時間(とき)を超える~」。80年代の“カワイイ”にスポットを当てたイベントだ。

80年代の日本は空前の好景気に沸き、新しい流行やカルチャーが続々と誕生。“新人類”なる言葉が生まれるほど、価値観が大きく変化した時代。なかでも可愛らしいキャラクターたちがプリントされたファンシーグッズが大ブームとなった。

昭和的ガーリー文化研究所所長・ゆかしなもん氏と、元いちご新聞編集長・高桑秀樹氏が登場!

この企画展では、昭和ガーリーカルチャーを懐古・発信するブログ「昭和的ガーリー文化研究所」で人気を集める、ゆかしなもん氏の協力を得て、氏が保有する1000点を超えるコレクションからセレクトした当時のグッズを展示。手塚作品からは、「ユニコ」を展示し、昭和ガーリーファンシーの魅力を懐かしくも新鮮に感じ取ることが出来る内容となっている。

80年代女子の部屋を再現したコーナーも。ピンクの壁にピンクのカーテンがかっていて、“ファンシー”という言葉がピッタリ。
ブログ「昭和的ガーリー文化研究所」所長のゆかしなもん氏。70~80年代の昭和ガーリーカルチャーを発信し続けている

そして1月20日(土)、ゆかしなもん氏と、サンリオのいちご新聞元編集長・高桑秀樹氏が来館。「カワイイは時間を超える ~80年代ファンシー☆ひ・み・つトーク~」と題したトークイベントを開催する。

大人気「いちご新聞」の元編集長・高桑秀樹氏。上のイラストは、オリジナルのキャラクターがつくれるサンリオのサービス「ちゃんりお」で作成

サンリオのハローキティが誕生したのが1974年。80年代にはその人気は不動のものとなり、けろけろけろっぴやハンギョドンなど、新しいキャラクターが次々と登場する。可愛らしいキャラクターがプリントされたペンケースや消しゴムに、少女たちは夢中になった。トークでは当時の時代の空気感を振り返りつつ、80年代ファンシーが現在に至っても愛され続ける“ひみつ”を探っていく。

あの頃夢中になった人なら、興味津々のトークショー。少女の心に戻って、企画展と一緒に楽しんでみては?

「カワイイは時間を超える ~80年代ファンシー☆ひ・み・つトーク~」
日時:1月20日(土)13:30~14:30
会場:宝塚市立手塚治虫記念館 1F アトムビジョン
申込方法:電話またはFAXにて(先着50名)
電話:0797-81-2970 FAX:0797-81-3660
※申込は1人につき2名まで
料金:無料(要入館料。大人700円、中高生300円、小学生100円)

「第72回企画展 ’80sガーリーコレクション~“カワイイ”は時間(とき)を超える~」
会期:2018年2月20日(火)まで開催
時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:水曜日
入館料:大人700円、中高生300円、小学生100円
会場:手塚治虫記念館 2F 企画展示室
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/