会長挨拶

アニメがいろいろなジャンルの作品を発表するようになって、気になるものが画像の中に映っていたり、キャラクターのセリフのなかに知りたくなるような言葉があったりします。ファンタジーの作品でも、実際のモデルがあったり、実在する光景が舞台に映し出されたりもします。そのような画像に出会ったときに、あなたは何を感じるのでしょうか?また、作り手が何を考えて、そのような舞台を採用したり、言葉を思いついたのだろうか、と考えたことはありませんか?エンターティメントを創るにしても、スタッフたちは、ある舞台を使っている理由があったり、心に残る言葉を紡ぎ出す努力をしています。

楽しめればそれでいいのですが、アニメを観ていて、あれっと感じ思うようなことがあったのなら、一度は、そのように舞台になった場所に足を運んでみて欲しいのです。身体を動かして、その光景を実際に見て、身体で感じて欲しいのです。そうすれば、その体験があなたに新しい何かを教えてくれるはずです。

学べることがなくても、アニメがきっかけになって、あなたが一歩外に出ることで、今まで知らなかった何かを手に入れられることがあると思います。

このことは、アニメ・ファンの先輩たちが体感してきたことでもあり、その先輩方が、アニメで知った場所をツアーしてみたいという思いを抱くようになって、そのようなことが容易(簡単に、ではありませんけれど)できるようになるヒントが欲しい、というご意見をいただくようになりました。

そのような想いを手助けできることがないかと考え、十分にできるとも思えないのですが、アニメのお仕事をさせていただいている関係各位のお力をお借りして、アニメツーリズム協会というものを立ち上げてみました。

今後、皆様方のご参加を望みながらも、協会自体も新しいアニメ世紀の飛躍のための活動をしていきたいと考えています。よろしくお見知りおき下さい。

一般社団法人アニメツーリズム協会
会長 富野由悠季