「ひなビタ♪」マンホール製作費を募集!倉吉市の“回遊促進”プロジェクトに大反響

ガバメントクラウドファンディングにて、 寄付金目標額をたった12時間で達成!

「ひなビタ♪」の聖地として、“訪れてみたい日本のアニメ聖地88”に3年連続で選定されている鳥取県倉吉市。12月2日から、その倉吉市が「ひなビタ♪デザインマンホール蓋による周遊促進プロジェクト」をスタートした。

「ひなビタ♪デザインマンホール蓋による周遊促進プロジェクト」は、「ひなビタ♪」をデザインしたオリジナルマンホールを製作・設置し、現地で課題とされている観光客の周辺エリアへの回遊性向上と滞在時間の延伸を目指すプロジェクトだ。オリジナルマンホールの製作資金を、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る「ガバメントクラウドファンディング(以下GCF)」で募集している。

「ひなビタ♪」(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)は、とある地方都市・倉野川市で暮らす5人の女の子がバンドを結成し、音楽の力で自分たちの住む商店街に活気を取り戻そうと奮闘する『地域活性化』をテーマとした物語。

倉吉市は、平成28年にファンの間で「(同市が)舞台・倉野川市のモデルではないか?」と話題となっていた「ひなビタ♪」との連携をスタート。架空の都市である倉野川市と前代未聞の姉妹都市提携を発表したほか、平成30年には、地元事業者や行政、観光協会、商工会議所が一体となり「倉吉ひなビタ♪応援団」も結成。食べ歩きイベントやキャラクターパネル探し、キャラクターの誕生祭イベントを年5回開催するなど、さまざまなイベントで、多くの「ひなビタ♪」ファンに訪れられている。

今回のプロジェクトは、「ひなビタ♪」をデザインした“世界でそこだけにしかない”マンホール蓋を設置することで、訪れた人々の周遊エリアの拡大や滞在時間の延伸を目指すものだ。

この「ひなビタ♪デザインマンホール蓋による周遊促進プロジェクト」は、12月2日に寄付金の募集が開始されたところ、スタートからたった12時間という記録的スピードで目標額100万円を達成した。

返礼品には、完成したマンホール蓋のデザインを活用したラバーコースター(シリアルナンバー入り)やオリジナル缶バッチが用意されており、12月26日13:00現在で寄付金額は目標額達成率256%(2,560,572円)に達している。

「ひなビタ♪」ファンと倉吉市の人々が、互いに互いを盛り上げ合い、その絆が地域の課題を解決する。その“聖地×GCF”という新しい取り組みの可能性に、大きな期待が寄せられる。


※CGF(ガバメントクラウドファンディング)とは

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンクが提唱した仕組み。ふるさと納税を活用して、自治体がプロジェクトオーナーとなりクラウドファンディング型で広く資金を調達する。自治体は関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで多くの資金を調達、寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。地域活性化には寄附金の使い道が重要であるとの考えなどから、2017 年頃から関心が高まっている。

■ひなビタ♪デザインマンホールプロジェクト
【募集期間】令和元年12 月2日(月)~令和2年2月29 日(土)
【ホームページ】https://www.furusato-tax.jp/gcf/
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【目標金額】100 万円
【マンホール設置】令和2年春を予定
【調達資金の使途】ひなビタ♪デザインのマンホール蓋2種(日向美ビタースイーツ♪版、ここなつ版各1枚)の製作資金の一部
※目標金額以上に集まった寄附金は、同プロジェクトをはじめとしたポップカルチャーによるまちづくりの経費として活用されます