世界遺産「下鴨神社」がアート空間に! チームラボが手がける光と音の野外ミュージアム

光が次々と変化する様子は息をのむ美しさ
呼吸する、たちつづけるものたちと森-下鴨神社 糺の森

歴史的建造物と光のアートが競演

おとぎ話のワンシーンのような「糺の森」
呼吸する、たちつづけるものたちと森-下鴨神社 糺の森

 京都府京都市にある世界遺産「下鴨神社(賀茂御祖神社)」と、その参道に広がる「糺の森」(ただすのもり)を舞台に、体験型アートイベント「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab – TOKIO インカラミ」が9月2日(日)まで開催中。歴史ある神社と自然豊かな森が、最新技術を使ったライトアップと幻想的な音色で彩られる。
 「糺の森」では、「呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森」と題されたアートがお出迎え。いくつも並べられた“立ち続けるもの”と呼ばれる卵型のオブジェと音色で、ファンタスティックな世界を演出する。“立ち続けるもの”は、人に押され倒れかけるとブルーやピンクに光の色が変化。さらに周囲の木々もその動きに連動して光り輝き、「下鴨神社」の楼門へと参拝者を誘う。

 「糺の森」を抜け、「下鴨神社」の楼門に入ると「浮遊する、呼応する球体 – 下鴨神社」を展開。境内には、無数の光の球体が配置されており、人が叩いたりぶつかったりして衝撃を与えると、カラフルに色が変わるというアートだ。
 イベントを手がけるのは、世界で活躍するアーティスト集団「チームラボ」。「糺の森」と「下鴨神社」、それぞれにテーマを設けたインスタレーションを展開する。
 まるで呼応するように色が変化する光のアートと、朱色の楼門の競演を体感してみては。

「下鴨神社」の楼門がロマンチックに彩られる
浮遊する、呼吸する球体-下鴨神社

下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab – TOKIO インカラミ
期間:8月17日~9月2日(日)
電話:キョードーインフォメーション 0570‐200‐888(10:00~18:00)
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59 (下鴨神社(賀茂御祖神社))
時間:18:30~22:00(最終入場21:30)
料金:1000円、土日1200円※小学生以下無料、20歳以上の保護者同伴が必要
交通:出町柳駅より徒歩12分