手塚治虫や石ノ森章太郎の原画など約320点を展示! 神奈川県川崎市で「ビッグコミック」創刊50周年記念展がスタート

日本を代表する名作を展示

 11月10日~2019年1月14日(月・祝)、神奈川県川崎市の「川崎市市民ミュージアム」で企画展「ビッグコミック50周年展」が開催。今年創刊 50 周年を迎えたマンガ雑誌「ビッグコミック」の歴史を振り返る、1000冊を超える「ビッグコミック」本誌と約320点もの展示がお目見えする。
 「『ビッグコミック』50 年の歩み」では、手塚治虫の「地球を呑む」や水木しげるの「妖花アラウネ」など、創刊号に執筆した作家の作品の原画や複製原画パネルを300点以上展示。さいとう・たかをの「ゴルゴ 13」や石ノ森章太郎の「佐武と市捕物控」のカラー原画といった、同展ならではの展示も充実している。
 さらに、「現在進行形の『ビッグコミック』」の展示エリアには、現在連載中の作家、石塚真一(「BLUE GIANT SUPREME」)や、かわぐちかいじ(「空母いぶき」)の原画がラインアップ。
 また、同誌に読み切り作品「黒イせぇるすまん」を執筆した藤子不二雄Ⓐをはじめ、さいとう・たかを、松本零士らが「ビッグコミック」について語る貴重なインタビュー映像の上映も行われる。そのほか、「ビッグコミック」の表紙や誌面を再現したフォトスポットも登場。
 日本のマンガ史に名を残す巨匠の作品から、現在活躍中の作家の作品までが一堂に会する企画展に足を運んでみては。

「ビッグコミック」創刊号の表紙。
手塚治虫、石ノ森章太郎、白土三平、さいとう・たかを、水木しげるなど
そうそうたるメンバーが参加していた
マンガの神様・手塚治虫の作品も登場
「地球を呑む」©手塚プロダクション
今もなお多くのファンを持つ、さいとう・たかをの「ゴルゴ13」
「ゴルゴ13」©さいとう・たかを

ビッグコミック50周年展
期間:11月10日~2019年1月14日(月・祝)
電話:044-754-4500
住所:神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)(川崎市市民ミュージアム2F 企画展示室2)
休み:月曜、12月25日(火)、12月29日(土)~2019年1月3日(木)※12月24日(月・祝)、2019 年1月14日(月・祝)は 開館
時間:9:30~17:00(最終入場16:30)
料金:一般800円、65歳以上・大学生・高校生 600円ほか※中学生以下無料
交通:武蔵小杉駅北口より川崎市バス、市民ミュージアム行約10分、バス停市民ミュージアム前からすぐ